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日々のあれこれ

ジェフリー・ミロン:ドラッグ合法化を主張するリバタリアン経済学者

以前Libertarianisim Japan Projectで書いた記事の再掲。LJPについては、諸般の事情で閉鎖されたが、こちらのurlから当時の記事を読むことができる。

ドラッグ合法化論については、本ブログでも何度か取り上げられてきたが(「ドラッグ全面解禁論――THE CRISIS IN DRUG POHIBITION」、「田代政を擁護する」、橘玲「財政再建は覚醒剤合法化で」)、カナビス・スタディハウスというカナビス(マリファナ・大麻)の合法化を主張するサイトでハーバード大学教授のリバタリアン経済学者、ジェフリー・ミロン(Jeffrey Miron)に関する記事が掲載されているので紹介させてもらいたい(「ドラッグ合法化を主張するリバタリアン経済学者ジェフリー・ミロン」)。以下記事の一部引用。

リバタリアンは 「例外なくすべてのドラッグ」 を合法化すべきたと考えているのだと説明する。しかし、ドラッグの販売・購入・使用に対するほとんどの法的制限には反対するものの、「カナビスを歯磨き粉のように合法化することは実際的ではない」 と釘を刺すのも忘れてはいない。


また、リベラル派は、ドラッグを使うことを躊躇わせるように重い「悪行税」を課すことを主張するが、リバタリアンはそのやり方には懐疑的だ。ミロン教授は、ドラッグが社会に対してネガティブな影響を持っているからという理由なのであれば、論理的に言っても、風邪薬から昨晩のテレビの番組まで同じことが当てはまるはずだと指摘する。


年齢制限や広告の倫理的制限といった面についても、どちらも非犯罪化を口当たりよくするための主張で、「人は好きなようにして、その結果は自ら引き受けるべきだ」 というリバタリアンの見方とは違うと主張する。

カナビス・スタディハウスにはこの他にもリバタリアンのドラッグにたいする見解を紹介している(ボブ・バー リバタリアン党大統領候補「アメリカ連邦政府はドラッグ戦争を放棄すべきとき」)(ミルトン・フリードマン インタビュー「ドラッグ禁止法とドラッグ政策」)。どれも興味深いのでご一読をお勧めしたい。

また、先日のアメリカ中間選挙と同日に行われたカリフォルニア州の大麻解禁をめぐる住民投票prop 19(結果は解禁反対過半数で否決)についてのミロンの見解を解説したこちらの記事も非常に面白いので、合わせて紹介しておきます(あたしが女とセックスする話はシモの話じゃなく人生の話なの 「リバタリアンが語る『提案19号否決の理由』と『大麻合法化への戦略』」。

ドラッグ全面解禁論

ドラッグ全面解禁論