Shouting Fire in a Crowded Theater

日々のあれこれ

上司の「名言」

いままで労働については、どことなく「後ろ向き」のスタンスの内容(本当はそういうわけでないが)を書くことが多かったが、今回は少し趣を変えて、仕事を通じて「学んだ」ことを書いてみたい。

前職時代の上司の1人。別に特段好きな相手でもなかったが、発言は妙に「いいこと言うなー」と思うことが多かった。当時は入社3年目で、初めて営業部門にいったこともあり、なかなか思うような結果がでず苦しい毎日だった。ある日、その上司に別室に呼び出された。「いよいよ説教地獄かしら」と戦々恐々としていたら、言われたのは次のようなことだった。

いいか、slumlordよ。来たばかりでよくわかっていない部分も多いんだろうが、上司から何か指示を受けたら、それが納得できてなくてもとりあえずやってみることが重要なんだ。わからないなりにやってみて、成果が出れば、そういう方法もあるのかということでお前のスキル・ノウハウが増えるわけだろう。要は「会社から与えられている」状態だ。逆にお前独自の考え・やり方で成果を出しても、会社にとってはいいかもしれないが、別にお前に新しい気づきや能力が身についたわけじゃない。要は「会社に与えている」状態だ。どっちが得か。よく考えてみろ。

これ言われたとき、「確かにそうだな」と非常に納得したのを覚えている。このブログを読んでいる人なら感じるかもしれないが、ぼくも無駄にプライドは高いので上司含め周りの言うことは余り聞かないことが多かった。おそらくそれを察しての上司の指導だったのだろう。この点を頭ごなしに怒られたなら、おそらく反発しただけで終わっていたはずだ。それが「自分の得になる」と言われれば、「そうですね」となるのだから単純といえば単純は話だ。

ともかく、この件以来、仕事についてはとりあえず上司の指示の通り素直にやってみることを心がけるようになった。もちろん結果が出るときもあれば出ないときもあったが、少なくとも仕事上で上司の言っていることが理解・納得できなくてもそれほど苦ではなくなった。4月に入り、リーマン生活がスタートする人も多いだろう。「バカになれ」とまでは言わないが、まずは上司に言われた通りやってみることをオススメします。それが巡り巡って自分の力になると思えば、少しは前向きな気持ちになれるはずだ。ご参考まで。